収録曲目 |
CD No. |
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Song for you... | 1991.3.21 3枚組CD |
このアルバムは3枚組のベストヒットアルバム。 1991年に発売された時点のヒット曲の中で多分バラード的な曲を集めたアルバムと思われます。 1枚目の"おいでサマー・ホリディ"はサンバ風のリズムが楽しい。真梨子さんの曲は悪い意味でなく少し暗めの心は演歌的な曲が多いので、脳天気なこんな曲はすごく新鮮です。楽しいなあ。 "Tea for Memory"はもうナイトクラブそのもの。こりゃお茶ではなくてお酒ですね。たまらない雰囲気です。 "NO MORE LOVE""ワインのようなKiss"と本当に楽しい曲が続き最後はしみじみと"THANKS"を聞かせてくれます。このアルバムは文句無く楽しめます。 2枚目のアルバムでは"この気分が好きよ"が最高です。歌い上げるとはこの事だろうか。圧倒されます。本当にこの気分は好きよです。 3枚目のアルバムの中では、アルバムFORESTでも最後に歌われた"レイトリー"。何度聞いても素晴らしいです。常に息の支えがしっかりしているので、ピアニッシモからフォルテまで、感情のままに、自由に歌える。そして自分で酔ってしまって我を見失う事は絶対無い人だし。絶対という言葉は真梨子さんだけにある言葉なんですね。 "悲しまないで"は切々と歌い上げて聞く人を勇気づけてくれる。最近はあまり聞かれなくなったタイプの曲だけにとても新鮮です。 我が家の子供達が最近のシンガーのCDを聴いていて「おまえら本当に脳天気な歌ばかり聴いてるよな」とイヤミを言ったら「お父さん、何か暗い曲ばかり聴いてるよね。」と反撃されて、"桃色吐息"の最初を合唱され、ため息で"アーア"とやられてしまった。真梨子さんは暗いんじゃなくて、感情が内面に向かっているだけなのに、わかってないなあ。 "遠いProphecy"は歌とアレンジのアンバランスが面白いと言えば面白いが、良い歌だけにバラードとして違った形で聞きたかったです。 |
1)あなたの空を翔びたい 2)おいでサマー・ホリディ 3)ハート&ハード~ 時には強く時には優しく 4)すべて霧の中 5)ランナー 6)ランブル 7)裏窓 8)Brown Joe 9)Tea for Memory 10)NO MORE LOVE 11)ワインのようなKiss 12)THANKS |
VICL-400016 | |
1)STOP MY LOVE 2)for you・・・ 3)come back to me~ フラワーホテルの女客 4)この気分が好きよ 5)OLD TIME JAZZ 6)ジョニーへの伝言 7)五番街のマリーへ 8)ララバイ・シーガル 9)Love Me Hold Me Kiss Me 10)背中から撃たないで 11)桃色吐息 12)HEART |
VICL-400017 | |
1)ジュン 2)フォローウィンド 3)OVER 4)嵐ヶ丘 5)レイトリー 6DIRTY MOON 7)Midnight Chase 8)恋する瞳 9)悲しまないで 10)十六夜 11)TRUE 12)ヒ・ラ・ヒ・ラ・淫ら 13)遠いProphecy |
VICL-400018 | |
Day dream | 1991.8.21 VICL-166 |
このアルバムはジャケットの表紙が真梨子さんではなく、外人2人のカップルというのも変っています。すべて真梨子さんが作詞したものばかり14曲が集められ、解説書にはミニ写真集とも言うべき海辺での真梨子さんが沢山掲載されています。 好みとしては詩も曲も歌も"グランパ"と"チャイナドレスでシルクロード"が好きですね。"チャイナドレスでシルクロード"は私は持っていないけれど、'89. 09. 21発売のアルバム"PRETEND"の最初の曲として入っていますし、サウンドがチャイナ風に作ってあるので印象に残ります。 "PRETEND"には"戦士の休息"も入っていて"グランパ"の中で歌われている"若い頃は強い戦士だったと"との詩の一部とも共通の戦士という言葉が使われています。"戦士"と言う言葉は"戦争"とは違って詩的な言葉ではありますがあまり他の歌手の歌詞に使われる事はありませんよね。 |
1)祥寺クィーン 2)迷い鳩のように 3)New York,New York 4)二度目の恋人 5)ネイチャーBoy 6)家 7)窓辺のアダージョ 8)グランパ 9)虹の水 10)チャイナドレスで シルクロード 11)ノスタルジアagain 12)DANCEはひとり 13)パハロ デル ソル -太陽の鳥ー 14)航海のヴァラドゥーラ |
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Sweet Journey | 1991. 09. 04 VICL-188 VITL-82 |
1曲目の"Summer Moon"はもちろん良い曲ですが、1箇所だけ"my
love"と歌うところだけでもシビレます。2回目の"my
love"は少しあっさりしていました。 "カイロから来た男"は真梨子さんの歌唱に改めて関心してしまった。この練習曲の様な曲をまさに完璧に歌っていた。やはり基礎ですか。頭が下がります。 "さよならから…"は他のアルバムに入っていた事の無い曲ですが、モヤのようなアレンジの中で真梨子さんの歌声が響きわたります。この曲位、リズムセクションが無くても聞かせられるのを納得させられる曲は中々ありません。もちろん歌のリズムが抜群なせいですが。アルバムの締めくくりとしてふさわしい落ち着きの良い曲でした。 |
1)Summer Moon 2)流れる… 3)追憶のBlue 4)CRY 5)カイロから来た男 6)航海(さすらい)のヴァドゥーラ (Re-Mix) 7)Midnight Christmas Eve 8)After Love 9)さよならから… |
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Lady Coast | 1992. 08.26 VICL-329 VITL-111 |
このアルバムでは5曲目の"テンダネス"が一番高橋真梨子的で圧巻。これ以降何度もアルバムに登場します。"とまどい小夜曲"は筒美京平メロディーですが、甘く軽く簡単に処理。少し燃焼不足ですか? "貴方が生きた Love Song"は玉置浩二さんとのデュエット曲。事情はわかりませんが、このアルバムが先に発売され、3ヶ月後にシングルカットされました。作詞が高橋真梨子さん、作曲が玉置浩二さん、そして二人のデュエットという ゴールデンを遥かに超えた"ダイアモンドコンビ"といったところ。ちょっとこれ以上の曲も歌も考えられない位。玉置浩二さんも高橋真梨子さんとのデュエットなので特別に気合が入っております。こんなに気合の入る人とは知らなかった。だいたい真梨子さんとデュエットなんて、ものすごい勇気です。普通なら蛮勇と言われかねないところですが玉置さんがすごく歌の上手な方だから出来たコンビ。素晴らしいです。 |
1)はがゆい唇 2)美しき戯れ 3)それでもあなたがいるだけで 4)夕暮れにルージュ 5)テンダネス 6)とまどい小夜曲(セレナーデ) 7)CHESS 8)~LOVERS BELL~ 心のささやき 9)水の吐息 10)貴方が生きた Love Song |
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Special Best ~ Collection |
1993. 02.17 VICL-375 VITL-119 |
遂に登場"陽かげりの街"。このペドロ時代の大ヒット曲は、あまりにグループサウンズ的なサウンドで現在の真梨子さんのバラード風の曲想と合わないためか、殆ど歌われていないようです。この時代を知るものには懐かしい曲です。 このアルバムは"Collection"というだけあってこれまでのヒット曲の集大成といったところ。個人的には"恋する瞳"も入っていたら嬉しかったけれど。 アルバム"Lady Coast"に含まれていた"テンダネス"。最初の歌い出しですぐにひき込まれてしまいます。"Wohテンダネス"と歌うところは、真梨子さんのハイトーンの聞かせ所。何度聞いても素晴らしい歌です。 最後はやっぱり最後にふさわしい"鈴木キサブロー"さんの曲ですか。サビの直後の"ありがとうありがとう"。ここは本当にありがとうございますですね。 |
1)ジョニーへの伝言 2)五番街のマリーへ 3)桃色吐息 4)for you・・・ 5)陽かげりの街 6)貴方が生きた Love Song 7)はがゆい唇 8)テンダネス 9)あなたの空を翔びたい 10)ジュン 11)ハート&ハード~ 時には強く時には優しく 12)グランパ 13)THANKS |
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VERSE | 1993. 09.01 VICL-436 VITL-125 |
1曲目の"Sincerely"はコマーシャルですごい量流れていたので耳についた人も多いはず。真梨子さんの歌も素敵ですがあのコマーシャルに出ていた魅力的な方はどうしたのでしょうか。気になります。 "My Heart New York City"は真梨子さんの声の魅力を目一杯聞ける曲。節回しも演歌ともちがう真梨子的小節が魅力一杯。"すべての道はローマに通ず"という言葉がありましたが、この曲のすべては"My Heart New York City"と歌われる一節にあり他のすべてはここに行くための布石と思われるような曲です。 |
1)Sincerely 2)想い出はひかりの中 3)帰り道を教えてよ 4)グレート・ブルー 5)Passage 6)待ちきれない 7)息もできないキスをして 8)鳥たちの行方 9)My Heart New York City |
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Special Best ~ Voice | 1994. 03. 02 VICL-507 VITL-128 |
"あなたの空を翔びたい"は15年前の録音と比べるとはるかに無理無く歌ってられるのでより軽く、より聞きやすくこの曲の浮遊感も出ています。昔の録音は若さに溢れていて声も若いし歌い方も若さゆえ力も入っています。私は前のも好きですがこのアルバムの"あなたの空を翔びたい"も大好きです。 しかし、この曲は真梨子さんにとって最大の難物かも知れません。他の曲では思わないのですが、まだ真梨子さんならもっと違った感じで歌えるのではという希望もあるのです。きっと何年後かにもっと素敵な"あなたの空を翔びたい"が聞けるかもしれません。 "Brown Joe"は前回よりスローテンポで聞かせます。こちらの方が好きですね。この曲は真梨子さんにはかなりハイトーンなのでどうしても声を張り上げる感じになってしまう。と言う事はこれなら僕にも歌えるかもしれない。 やってみよう。 "ランナー"は新アレンジの怪しいサウンド。いつものサウンドを聞きなれた耳には少し違和感が。まあこれも良しかな。 |
1)あなたの空を翔びたい 2)蜃気楼 3)グランパ 4)想い出はひかりの中 5)水の吐息 6)裏窓 7)Sincerely 8)for you・・・. 9)はがゆい唇 10)My Heart New York City 11)Brown Joe 12)それでもあなたがいるだけで 13)ランナー 14)素足のボレロ |
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Couplet | 1994. 09. 07 VICL-558 VITL-131 |
"そっと…Lovin' you"もコマーシャルで大々的に流れていた。本当にあの方どうなさったのでしょうか。すごく良い曲なんだけれど聞くとどうしてもユニマットガールを思い出してしまう。曲は確かに良い。すごく良いです。と言ってるうちに5回目位から高橋真梨子さんの世界に入ってしまった。何回聞いても良い曲です。ユニマットガールの事は忘れることにしよう。真梨子様、素敵です。 最後の曲"そして愛は"もこのアルバムでしか聞けませんが中々の佳曲。しみじみと歌う前中半と最後のコーラスと共に歌い上げるコーダの対比。盛り上がります。 |
1)そっと…Lovin' you 2)遥かな人へ 3)Moon Tree 4)浪漫詩人 5)Sweet Pageから 相棒へ 6)不思議な鳥 7)素足のボレロ 8)泣かせないでよ 9)そして愛は |
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PURE CONNECTION | 1995. 04. 21 VICL-656 VITL-134 |
アルバム全体に60年代ボップス調のサウンドと節回しで聞かせます。60年代がPUREだったかどうかは怪しいものですが、懐かしい時代、気持ちが荒廃する前の時代、そんな時代を郷愁と共に思い出させるそんなイメージ。サウンド自体は今よりはるかに単純だった事はたしかです。MIDIなんてなかったし。そしてそのイメージをフランスと自転車に求めているのでしょうか。真梨子さんのフランス語の歌も聴いて見たかったです。 "ファジーレストラン"は本当に楽しい曲。あまりにPUREで抵抗無く通りすぎていくので印象に残らないというか毒気が無いと言うか。しかし良い曲には間違い無いので聞けば楽しい。 次の"彼女"も同じライン上の曲だが真梨子さんの歌にやっぱり叉も脱帽の私でした。 |
1)涙の街角 2)ファジーレストラン 3)彼女 4)crazy for you -愛しすぎて- 5)たそがれのAnniversary -リヨンの春- 6)愚かなマドンナ 7)車窓 8)私を知らない人 9)心のメッセージ |
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Special Best ~ Sing | 1995. 11. 22 VICL-713 |
"Voice"に続くベストアルバム"Sing"。 ここでも出てきました"そっと…Lovin' you"たまりません。 ユニマットガールの呪縛から逃れた私にとって、この曲は最も大切な曲の一つとなりました。 そして"テンダネス""for you ・・・" 。なんて良い曲が続くのだろう。"for you ・・・"はコンサートで必ず歌われる曲との事ですが、幸せな歌ですよね。失恋の悲しい歌ばかり歌っていると、余程ひどい目にばかり遭ってきたのだろうと思われて、"だからあんなに曲と詩に入り込めた歌が歌えるんだ"なんて誤解出されてしまいそうですが、"for you ・・・"は違います。幸せそうで良いです。 "あなたが欲しい あなたが欲しい 愛が すべてが欲しい" と歌われると男は自分のことと皆勘違いしてしまうのか?たまりません。シビレてしまいました。 |
1)遥かな人へ 2)ハート&ハード~ 時には強く時には優しく 3)涙の街角 4)そっと…Lovin' you 5)ジュン 6)So in Love 7)テンダネス 8)帰り道を教えてよ 9)そして愛は 10)はがゆい唇 11)とまどい小夜曲(セレナーデ) 12)for you ・・・ 13)桃色吐息 14)浪漫詩人 |