横浜市金沢海の公園大復活宣言


2008年度に「もう当分駄目なのでは?」 との声も出るほど不調だった海の公園。
心配のあまり2009年3月17日どんな具合か見てきました。平日で、風も強いのですが、海岸には好きな人たちがチラホラと。


いやー、感激しました。完全復活です。いつものように深く掘らなくても稚貝がザクザクと出てきて、沖に出るほど大きいのはいつもと同じです。
今年は暖かいので成長も早いと思います。小さなアサリ達が一ヵ月後には立派な獲物となるでしょう。

アサリが小ぶりなので数は多いですが1時間程でこんな感じです。

海の公園がもとに戻って良かったです。海の公園バンザイ!!

アオサを美味しく食べる


さて浅い海の中を眺めるとアオサの芽が沢山生えています。 
この小さいうちのアオサは美味しく食べられると、のーけんさんから教えて頂いたので、私も挑戦してみる事にしました。春の早い時期だとアオサも小さくて柔らかいのです。

砂浜で何故アオサが動かずに生えられるか? の謎解きはこれです。
アオサの芽は必ずアサリにくっついています。アサリがそれを許すのはアサリにもメリットがあるはず。たぶん、アオサの周りにはプランクトンが集まりやすいとかでしょう。「アサリはアオサの下にいる」 はそのとおりなわけです。
このままアオサもアサリも大きくなればアオサの海の下には大きなアサリが・・・

海草の類は通常漁業権で守られていてむやみに取ってはいけないのですが、海の公園のアナアオサに関してはいくら取っても大丈夫。何しろ駆除に毎年2000万円の経費がかかるという厄介者です。


それでは持って帰ったアオサの料理を開始します。作る料理は韓国のお好み焼きともいえる「チヂミ」 です。

のーけんさんから頂いたレシピをもとに忠実に再現致します。
まず持ち帰ったアオサを良く洗います。付いている砂を落とさないとジャリっとくるのでアミの上で何度も洗います。
そして、1cm程に細かく切ります。

以下のものをボールに入れて合わせます。
1)アオサ(野球ボール1個分ぐらいの量)
2)タマネギ(1cm角程度に切ったもの)
3)永谷園のお茶漬け海苔1袋
4)じゃがいも1個のすりおろし
5)小麦粉150g
6)水適量


フライパンにごま油をしいて中火でじっくり焼いていきます。


これがチヂミの出来上がりです。玉ねぎは1cmほどと、みじん切りより大きめに切りましたが、この方が美味しいです。ジャガイモのモチモチ感も良い歯ざわりです。
色々な味で食べてみました。アオサを沢山使ったので海の香りがいっぱいのチヂミです。
まず、マヨネーズを付けてみました。これは文句なく美味しいです。
次はソース。これも美味しかったです。
次にラー油と醤油。餃子の感じでピッタリかと思ったのですが、可もなく不可もなしといった印象。
それではとマヨネーズを加えて見ましたがここまで来ると、味が何だか判らなくなりました。

でも確かに小さいうちのアオサは美味しいですね。貴重な春の香りです。3月中に海の公園に行かれる方はアオサの緑の柔らかい部分だけを選んでお試しください。寒くても葉の先端の白化が始まっているものもあるので、そこはちぎってお持ち帰り下さい。

のーけんさん。貴重な情報ありがとうございました。