セファロタス


セファロタス Cephalotus follicularis は地名から「アルバニーピチャープラント」ともいわれる、西オーストラリア固有種の1科1属1首。

だそうです。私は始めて見たので良く知りませんでした。


湿度が飛ばないようにアクリルのカバーが掛けられていて、内面に水がたれているので、こんな写真になりました。

セファロタスは一畳ほどの巨大据え置きパネル写真が展示されていて、そちらを見ると良くわかるのですが、実物のセファロタスは非常に小さいのです。袋の長さは1cmからせいぜい2cm位。

ウツボカズラのように袋を持っていますが茎が非常に短く地面に張り付いています。見るからに乾燥には弱いようで、ミズゴケと一体化しています。ウツボカズラみたいだけれども、ハエトリグサみたいに地べたに這っていて、ムシトリスミレのように湿気が必要といった印象を持ちました。

他に仲間は居ないのですから、変わっていても当然なのですが、不思議なやつが世の中にはいるものです。


超接写レンズを持っていなかったので、遠くから望遠で写しました。
これがやっとです。


同じ袋を持つウツボカズラ2種と比べて見ました。

ネペンテス アラータ


ネペンテス ベントリコーサ
なるほど、違いは毛深さか! っというような単純なものでは無いです。
袋の形はネペンテス ペトリコーサと口の部分が少しだけ似ています。