タヌキモ科の植物達



キャンベリアナ(タヌキモ科)
1年に2日しか花が咲きません。


ミミカキグサ(タヌキモ科)
5mm程の小さな花からその名が付きました。


タヌキモ科の水中に伸びた根。この根に付いた袋のような物。これは捕中嚢(ほちゅうのう)といい葉が変化したものです。捕中嚢の先端の突起にミジンコなどのプランクトンが触れると口が開き水と一緒にプランクトンも吸い込まれる仕組みです。


捕中嚢


えさとして狙われているミジンコ。


捕中嚢(ほちゅうのう)に吸い込まれてしまったミジンコ。


ゲンリセア
ミミカキグサに花は似ていますが違う種類。


ゲンリセアの水中にのびた根の先には葉が変化したらせん状の管が付いています。


らせん状の葉が変化した管に入ったプランクトンは戻れずに中へ中へと入って行くしかありません。


そして最後は丸く膨らんだところで消化されゲンリセアの養分となります。

写真と文章はTBSテレビ テレビマンユニオン製作の「神々の詩」の内容を使わせて頂いています。