ブーゲンミリア




先日、美里城を探索していたら封印されているガマ(洞窟)を発見しました。封印を解き、内部にはいると、古文書を数点と見慣れぬ花が咲いているのを発見採集しました。
 古文書を解読した結果、とりあえず、以下のことが判明しました。
 洞窟内で咲いていた花はブーゲンミリアという南蛮より渡来した種で、ブーゲンビリアの超変種であること。
 古文書『美里年代記』によれば、

●ブーゲンミリアの由来
 かって、美里城内には王立植物園があり、そこで栽培されていた花で、その高貴な美しさ故に王室の象徴とされ、一般人の栽培は禁じられていた。
 遠方へ外交使節団を送る時は、国王自ら正使に授け、副使以下へは王妃、王女が授ける決まりであった。
 また、美里王朝軍出陣の際には、総大将には国王自ら授け、以下末端の兵に至るまで王妃、王女らが授けたという。兵たちは思い思いに花を差し出陣していったといわれる。
 ちなみにブーゲンミリアの花言葉は『帰還』であり、特別にされていた理由もうなづける。
 しかしながら王立植物園は、美里城落城の際に放火されたため現存しない。

郷土史家 くろぴぃ 2003/02/25(Tue)

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