照準の合わせ方とは
輪ゴムを親指に引っ掛けると発射の際、親指の爪にゴムが当たりそうだが、ゴムは発射の際に上方に跳ね上がるため爪がいたい思いをすることは無い。
照準を合わせる様子。遠くに飛び出て見えるのは左手の親指。
輪ゴムは伸ばした輪ゴムの延長線上より若干上部に浮き上がった飛び方をするので、右手親指の輪ゴムが折れ曲がった部分と左手の親指先端を合わせるくらいから自分自身の照準を調整していく。伸ばした輪ゴムの延長線よりは少し上部に照準を合わせることになる。
人それぞれ指の形には違いがあって上下左右に照準よりずれる事が多い。私は、照準どおりに発射すると2mの距離で2cm程右にずれる事が判っているので自然に修正することが日常になっている。
輪ゴムが曲がらないためには引き金側のゴムが左右に傾いていなくて、二本のゴムが垂直になっている事と、右手の親指がなるべく水平になる様にする。輪ゴムの親指への乗る場所によっては坂になりやすいので、中節(第一関節と第二関節の間)のちょうど真ん中に輪ゴムが乗るように注意をする。この様に細心の注意を払っても私の手では少し右に曲がってしまう。
手の形は人それぞれ違うので人によっては左に曲がる人もいると思う。
そしていくら照準をぴったり合わせたつもりでも、発射の時に指を緩める瞬間手がピクリと動いてしまうと輪ゴムは思わぬ方向に飛んでしまう。
右手の親指に回す部分を緩めにすると発射時のブレを軽減できる。
実用射程距離
輪ゴムを遠くに飛ばすだけなら結構な距離は出るが、輪ゴムの形状と柔らかい材質から空気抵抗が大きく急速に減速してしまう。当然実用射程距離は短くなり狙い通りに的を射抜けるのはどの位の距離だろうか。
アーム銃では3m離れるとウソの様に命中率が落ちる。2mならば慣れればある程度の命中率を出せるが、その先は空気抵抗や飛んでいる途中の輪ゴムの変形から法則の無いカーブをしてしまうようだ。