
海の公園で繁殖後一年で消えたミドリイガイ
海は不思議な事が多く、南方系の小さなミドリイガイが大繁殖した年もありました。温暖化のせいかと話題になったのですが、翌年にはすべて消え去ってしまいました。シオフキばかりでアサリが珍しいくらいの年もありましたが、今ではシオフキの方が珍しい位です。
かつてはよく見かけたカガミガイやバカガイもすっかり数が減ってしまいました。稚貝はたまに見かけるのですが、大きくはなれないようです。2022年には前年から気配はあったマテガイが大発生し、穴に塩を入れる人が激増しました。ちょっとしたマテガイフィーバーです。

2022年はマテガイフィーバーの年でした
ただしマテガイは海が大きく引く日しか出来ないので、潮干狩りの日程が制限されます。
北米原産の外来種ホンビノスの稚貝を、海の公園でもたまに目にするようになったけれど、ホンビノスはもう少し奇麗で無い場所で増殖している印象があります。大繁殖するには海の公園は砂も水も奇麗過ぎる気がしますね。
潮干狩りでアサリが採れない日は悲しいけれど、他の貝が採れればそれなりに楽しめるかも知れません。毎年、今年は何が採れるかなと前日に想像するのも、楽しみの一つかなと思います。これで海岸の北側でもアサリが採れるようになれば、言うことは無いのですが。
これからの海の公園も、ずっと今までと同じように、色々な種類の貝や魚で、いつでも来場者を楽しませてほしいと思います。
原田知篤(はらだともあつ)
潮干狩り歴70年
史上最強の潮干狩り超人サイト開設26年
(株)横浜シーサイドライン潮干狩り広報部長
横浜海の公園親子教室講師としても活躍中
潮干狩り歴70年
史上最強の潮干狩り超人サイト開設26年
(株)横浜シーサイドライン潮干狩り広報部長
横浜海の公園親子教室講師としても活躍中
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