アラムシロガイ逃走

砂抜き中に脱出を始めるアラムシロガイ
干潟の貝ですので、一応海水に入れて砂出しをします。ただ自由に動ける巻貝ですので、逃走を試みます。上部を布巾等で逃げられないように被せておかないと、どこかに行ってしまいますのでご注意ください。

貝の死骸に群がるアラムシロガイ
砂浜でアラムシロガイの姿を見ると、殻は泥やらにまみれて汚く見かけは最悪です。これを食べようと思う人は殆どいないと思います。
他の生物の死骸に群がって食べつくす海の掃除屋ですので、それを見ていると、ますます食べようという意欲は無くなって行くでしょう。
アラムシロガイを専門に採ろうと思う人はいませんが、何度か食べてみたことがあります。味は悪くなく、いわゆる巻貝の味で小さな苦みも立派にあります。何しろ貝が小さいので、食べるのも爪楊枝で、一個ずつほじくり出して食べるわけですから、食べる時もだんだんイライラしてきます。
味は決して悪くは無いので、一度は試してみる価値はあります。砂は特に感じた事はありません。
アサリが全く取れない時には、アラムシロガイでも採ったら如何でしょうか。砂も無くて思ったよりはずっと美味しい貝です。
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