アカニシの砂出し


アカニシの体は砂まみれ



アサリを捕食中のアカニシ

 アカニシは砂の中に棲む巻貝です。殻の開口部は大きく開き、アサリなどの二枚貝を食べています。ですからアカニシの体には砂が入り込みやすく、身は砂まみれと言っても過言ではありません。サザエの様にそのまま、つぼ焼きに出来るような代物ではありません。


アカニシはすぐに茹でてしまおう

 アカニシは殻の表面をざっと洗ったら、茹でてしまいます。茹でてしまえば貝柱が切れますので、大型のアカニシでも爪楊枝を刺してクルッと回せば身がゴロッと出てきます。





爪楊枝を刺してクルッと回転


ここからワタを落とすとグッと小さくなります

 固い身の部分だけを残し、ワタや膜などはすべて外して、流水で丁寧に砂を落とします。ここからは色々な料理に使えます。

 また小分けにして半年程度は冷凍保存も出来ます。

アカニシ料理


一番簡単で美味しのはお刺身でしょう。


アカニシのお刺身

 殻から出し、ワタ他を取って固い身の部分だけになったアカニシを、水道水で良く洗います。
 それを食べやすい大きさに切っただけのお刺身です。わさび醤油他、お好みの食べ方で食べられます。表面を良く洗えば、体内には砂は無いので美味しく食べられます。歯ごたえの良い貝らしいお刺身です。


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