大物への挑戦状



真っすぐにしか潜れないマテガイを少し傾ける

 小型のものはつまむ要領で良いのですが、マテガイが大物の場合は足の力が思いのほか強いので、指でつかんだだけでは引っ張られて、潜られてしまう恐れもあります。これは大物だなと思ったら、つかむときに少し傾けて、片側だけ壁に押し付けるようにつかみます。マテガイは殻を見れば分かるように穴も真っすぐです。その深さは私が測った最長で68㎝。掘っても掘ってもまず追いつきません。こうすればどんな大物でも、真っすぐには潜れますが、殻を曲げられるとそれ以上潜れなくなります。その後相手が疲れるのを見計らって、落ち着いてマテガイを引っ張りあげてください。



巨大マテガイをGet



抵抗の末やっと捕まえたマテガイ

 ただしこの方法にも大きな欠点があります。特に大物の場合は足の力が強過ぎて、下に逃げられないのは良いのですが、完全にマテガイの殻の動きを止めてしまうと、マテガイが頑張りすぎて、自分の力で足を切ってしまう場合があります。

 ある程度マテガイ採りに慣れたら殻をつかむようにして、相手の力が非常に強いなと感じたら、そのまま少し相手に引っ張られる事も重要です。引っ張られた時には足が縮むので、その後引っ張ってみると、スルッと抜けたりします。抜けなくても駆け引きをしているうちに抜けるチャンスがあるでしょう。いくら大物で力が強いと言っても相手は貝、こちらは人間です。そんなに長時間頑張り続けられるマテガイはいません。何度か押したり引いたりしているうちに必ず抜き取れるチャンスが来ます。


海の公園でのこれまでの最大記録は13㎝

 足は筋肉質の貝の美味しい部分ですので、切れてしまうのは残念で悲しい事です。足が切れてしまった時は、マテガイとの戦いに敗れた時と言っても良いでしょう。勝負に勝って試合に負けたという言葉を思い出します。


マテガイの足の力は非常に強い それにしてもご立派ですね

 マテガイは足の先端を膨らまして足を縮めて逃げようと頑張ります。砂浜に採ったマテガイを置いておくと、ニュルニュルと足を延ばして砂に潜ろうとします。形が潜りやすい形ですので、砂が柔らかかったりすると目を離した隙にちゃっかり潜っていたりします。足の先端を砂に差し込み先端を膨らましたら、、その後はあっという間に足を縮めて潜ります。

 逃がさないためには目の細かい貝網に入れておく必要があります。バケツの場合は海水を入れておくと水温が上がってマテガイが弱りますので注意が必要です。


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史上最強の潮干狩り超人