
鳥の足跡が沢山ある場所は見込みがない
鳥の足跡がたくさん残っているような場所は、鳥に食べられてあまり残っていないかも知れません。根こそぎ食べられている事もありませんから、一応探ってみて下さい。あまりマテガイの反応が無い様でしたら、場所を変えましょう。

クマデと同じ感覚で使えるマテガイ専用ジョレン
クマデと同じ持ち方で、表面の砂を削ってマテガイの穴を探します。ジョレンの場合は、基本目の前に向かって掘り進む事になり、クマデと同じ感覚で潮干狩りが出来ます。片手で砂を掘りますので、あまり大きなものや重いものは適していません。場所によっては立って両手で掘る、農機具のような大きなジョレンを使う場所もあります。

移植ごてはサイドを使って砂を削ろう
移植ごての場合はサイドを使って砂の表面を斜めに削ります。形状からサイドに掘っていくために、カニのように横に移動して行く事になります。クマデとは勝手が違いますが、やっていくうちにすぐに慣れます。斜面が出来るように削るのは穴の深さを調整しやすいのと、だんだん横に移動しながら、穴を次々に探すためです。また穴が斜めの場合、上からも横からもつかめるため、マテガイをつかまえやすくなります。砂を斜めに削るのは、マテガイが少ししか顔を出さない時に、横から攻められるので便利です。移植ごては何処でも簡単に手に入りますし、構造上金属がしなったり曲がったりしにくく、マテガイ採りには非常に適した器具です。それでも選ぶときには、なるべく金属が薄く軽いものを選ばれた方が、穴も出やすく、しかも疲れにくく使いやすいものです。穴の上にチョコンと乗った邪魔な砂を取る際にも、尖った先端が威力を発揮します。
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