貝網の選び方
網のリングが浮くものはアサリが入れやすい
アサリやハマグリを採る時に貝を入れておくには網が必要です。バケツの場合は流されたりひっくり返ったりしがちですが、それよりも海水の温度上昇で貝が傷みやすいのでお勧めしません。貝を入れているうちに、どうしてもバケツの底に海水が溜まってしまい、アサリは弱っていきます。たとえ数個でも弱ってしまったアサリが出ると、そのアサリは砂を吐きません。よもや弱って匂いが出るようなアサリが一個でも混じると、料理全体に影響します。アサリの殻だけ見ても弱っているかどうかは判断できません。
何よりも網はアサリに砂がついても簡単に洗い落とせますし、砂浜に置いておけば温度も上がらず貝も傷みません。
口さえ浮けばたとえ水深があっても無敵状態
網の中でも口に輪が付いたものは、いちいち口を開かなくても良いので潮干狩りには圧倒的に便利です。特に輪が大きめのものは、次々とアサリを投げ入れられるので、一度使ったら手放せません。また輪が浮くタイプものは、海水が残っている場合でも常に海面上に常に口が見えるため、アサリを入れるたびに口を探すストレスがありません。アサリがある程度入っていれば、流れていくこともありません。
潮干狩りは貝を採るたびに網に入れる連続作業です。400個の貝を採ったとして、平均3個づつ入れたとしても133回は網の口を探して開く計算です。最初から大きく口を開けていたら貝を入れるのも簡単ですね。
網から逃げ出すのが得意なマテガイ
マテガイに関しては通常の網では、網の隙間から足を出して、足より細い殻ごとスルリと抜けて逃げてしまいます。バケツのようなマテガイが逃げられない入れ物を使います。ただし海水が入っていると、水温が上がりマテガイが弱りますので、ご注意ください。マテガイはアサリよりもはるかに、水温や気温の上昇に弱いです。バスケットや丸ザルなどの網目の小さい入れ物が最適です。
ツメタガイは網から足を出すと自分では戻れない
ツメタガイも普通のアサリ用の網に入れておくと、小さな網目の間からターミネーター2のように足を外に出して、逃げようとします。ところが外に出した足の方が大きく膨らむので、網の中には二度と戻れません。そこが映画と違う所です。足を殻に仕舞う際には、網ごと殻の中に巻き込んでしまいます。外すには足を引きちぎるしかありません。ツメタガイも迷惑ですが、外す際に網も破れたりします。そのためにツメタガイの足が出ない網目の小さい網も一つ持っていると便利です。洗濯用のネットなども便利です。
潮干狩りソング第9弾 潮干狩りハイウェイ
https://youtu.be/pUB0zApYhIU
潮干狩り場に行くまでの車の中での待ちきれない気持ち。
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