お花見スポット 大倉山公園 7



大倉山公園は東横線大倉山駅から丘を登った場所にあり、実業家大倉邦彦(1882~1971)が建てた大倉精神文化研究所が、大倉山記念館として残っています。重厚なゴシック風の建物で、一般にも貸し出しされていますから、演奏会、展示会など様々な催し物に利用されています。ここは梅林の方が規模も大きく有名なのですが、桜も本数は少ないながらも環境の良さから広く親しまれています。梅林の方は、もともと東急電鉄が作り、初期には1000本を超える梅の木が咲き乱れたそうです。現在は180本程の梅が我々の目を楽しませてくれます。幼木も多いので将来は楽しみではないでしょうか。観梅会の時期には露店も出て沿線随一の梅の名所として知られています。