ヤブイヌ Bush Dog



ヤブイヌの展示場は引っ越しして、現在はアマゾンセンターに一番近い場所にあります。この展示場は目の高さで鑑賞できるガラスの観察場所と上部から見下ろせる観察場所があります。太陽の角度によってはまぶしい場所ですが、左手の水路に水を飲みに来た場合は日影になりヤブイヌが見やすいです。夏場は温室状態になり、その暑さはすごい。

ヤブイヌ
ヤブイヌ達のもともとの展示場では上から眺めるしかなかったヤブイヌ達が同じ目線で、しかも間近で見られます。あまり可愛いと思わなかったヤブイヌは、近くで見ると、思いのほか可愛いです。これは大発見でした。


ヤブイヌの展示場は真南を向いて見ることになります。前方に若干の樹木はありますが角度によって逆光になり非常に見づらいです。遠くを見るとまぶしいのでどうしても手前下方を見る事になります。

イヌの仲間のヤブイヌですが、泳ぎが得意なだけあって体型は流線型でずんぐりしています。そして魚類などを上手に捕って食べているそうです。イヌの仲間らしく、共同で自分達より大きな動物を襲って食べる事もあるそうで、結構ワイルドで生き上手に思えますが、それが中々、非常に数が減って絶滅が心配されています。やはり開発による生息場所の減少が響いているようです。

ヤブイヌの鳴き声が聞けます。私達が知っているイヌとはまったく違う鳴き声です。タヌキもキツネもイヌ科なので鳴き声が違っても別に不思議はないのですが。


ヤブイヌ Bush Dog

  • 学名:Speothos venaticus
  • 分類:食肉目 イヌ科
  • 分布:パナマからアルゼンチン北部
  • 生態:主に森林に棲み、水辺を好む。足の指の間には水掻きのようなものがあり、泳ぎが巧みである。10頭程の群れで生活し、集団で狩をする。尿によるマーキングは雄が片足を上げるのに対して、雌は逆立ちをして行う。
  • 食べ物:小動物、魚類
よこはま動物園ズーラシアのプレートより転載


ヤブイヌ
ヤブイヌのメスは木に向かって逆立ちをしておしっこをします。オスは普通のイヌのように片足をあげてします。じっと見ていればおしっこはしますので興味がある方は、しばらく待ってみてください。

これがヤブイヌのオシッコです。最初が雄。次が逆立ちをしてオシッコをする雌です。両方とも飼い犬のようにシャーと長い時間ではなく、瞬間芸のようにシャっと短いです。

ヤブイヌ
ヤブイヌはよく並んでグルグル回っています。走っている途中で止まったらそのヤブイヌはおしっこをしたりします。おしっこポイントは中央前方の小さな木の事が多いようです。

ヤブイヌ
これが、有名な雌の逆立ちオシッコです。木に足を架けているわけではありません。完全な前足二本足立ちの逆立ちポーズです。時間は非常に短いです。オシッコの回数は非常に多いので、少し頑張って待っていれば見れる筈です。


雌のマーキング競演。一応木が2本立っているので、各1本ずつという事でしょうか。このスタイルだとお互いに被害に合っていると思うんですが良いのでしょうかネ。

ヤブイヌ
こちらは雄のオシッコです。片足立ちで普通の犬に似たポーズです。ただ、勢いはものすごいですよ。短時間ですが水鉄砲の様に私の目には、ピュッと2,3mは前方に飛んだように見えました。そ、それから 「お客さん、御立派なものが丸見えですよ」

ヤブイヌ
頭に縦のスジがあります。このヤブイヌだけではなく、みんなに付いていますのでヤブイヌのマークなんでしょうね。

ヤブイヌ
水かきがあるヤブイヌの足。水かきは良く見えませんが普通のイヌの足とはまったく違います。展示場の匂いも犬とはちょっと違う感じです。

ヤブイヌ
オオアリクイの展示舎がヤブイヌの臨時展示場になったので、ガラス越しに近くで足を撮影する事が出来ました。前足です。

ポイント
雌の逆立ちのオシッコが見れると良いですネ。鳴き声は待っていれば聞けると思います。

ヤブイヌ Bush Dog

  • ★★★☆☆ パフォーマンス
  • ★★★☆☆ 可愛さ
  • ★☆☆☆☆ 見やすさ
  • 前方はまぶしいですが手前下にもヤブイヌは回ってきます。
by Explorer よこはま動物園ズーラシア