アカニシの潮干狩り

サザエの代用としても使われるアカニシ


今年、海の公園で大発生のアカニシ。昨年も沢山いましたが、今年は笑って見過ごせない状態に。


殻が白いタイプもいますが、これもアカニシです。アカニシはアサリを食べまくりますので、アカニシが今年のアサリ減少の原因の一つであることは間違いありません。


アカニシは通常、海岸の岩などに卵を産み付けますが、海の公園では両岸以外は砂浜なので、繁茂しているアマモに卵を産みえ付けます。アカニシ大発生の原因はアマモです。アマモが生えていない時代にはアカニシは海の公園ではレアな貝でした。

アカニシはサザエ並みに美味しいのか

アカニシはサザエよりも値段が安く、味も似ているので、以前は代用として使われていたようです。サザエより美味しいという噂もありますが、実際は好みという他はありません。
私の感想は美味しいのは間違いないけれど、比べられたらサザエも迷惑かな。

今年はアサリがいないと嘆くより、アカニシの潮干狩りをしませんか。


アカニシのポイントはアマモの生えている場所です。梅雨時が産卵期のピークですが、今年は梅雨が早く終わってしまったので、まだポツポツ産卵しています。

産卵期はオスメスが合体してアマモの切れ目付近で砂の上に出ていますので、水が澄んでいれば簡単に一度に2個GET出来ます。
アカニシの探し方は、砂を掘って探すとアサリ程数が居ませんので非効率です。
ともかくアマモの付近や林の中を裸足で歩き回ります。アカニシは比較的砂の表面に近い場所に居るので、足に尖った石のようなものが当たったら95%アカニシです。

アマモの中はカニの住処でもあるので、カニに足を噛まれることもあります。出川哲郎さんの鼻ザリガニを思えば、足ガニくらいは頑張りましょう。靴下をはいて探すと、かなりカニ対策になります。軍手もはめているとカニを捕まえるときに有利です。カニは必ず後ろ側から上下に指で挟んで捕まえます。


アサリを捕食中のアカニシ。アカニシは殻の中に引き込める大きさのアサリの稚貝を狙います。アカニシの成長具合を見ると、アサリを何個食べるんだろうと不安になります。アカニシによっては小さなアサリを3個一度に捕食している場合もあります。

2018年7月現在、海の公園でアマモが生えている場所は中央部の迷子案内所の前から北側沖にかけてです。沖に出ればアマモの林が広がります。
沖の方がアカニシが残っている可能性が高くなります。


2018年6月29日に獲ったアカニシです。これは大変だと2日後に再度出かけました。


7月1日に海の公園で獲ったアカニシです。帰りが重くて死にそうでした。2㎏以上の貝を獲るのは条例違反だと何度も放送していました。でも、1個のアカニシが年間1000個のアサリを食べるとして、私は何十万個のアサリを助けたと思います。別にアカニシ欲しいわけじゃないし、アサリの事を思い今日は止められませんでした。

アカニシの食べ方

アカニシの食べ方は大きければ色々ありますが、海の公園のアカニシは小型が多いので限られます。

まずアカニシの表面や口の中などの砂を流水でざっと洗います。


アカニシを鍋で簡単に茹でます。時間は短めで大丈夫。


茹でるとアカニシの表面に寄生していたシマメノウフネガイが落ちてこんな状態になります。食べられますが特に美味しくもないし無理することは無いと思いますよ。


茹でたアカニシの身に爪楊枝を刺してクルクルと回しながら殻から取り出します。ワタの部分は捨てて硬い身の部分を流水で良く洗い付いている砂を落とします。

大きいものは薄く切って、お刺身で頂けます。


薄く切って、日本酒、みりん、昆布つゆで味を付けます。調味料を少なくすれば佃煮風に出来、多くしてアカニシご飯にも出来ます。


アカニシの佃煮。酒の肴やご飯のお供に美味しいです。


アカニシご飯。美味しいですが、ちょっとクセがあってアサリご飯の様には沢山食べられないので、ご家族が少ない場合は作りすぎに注意です。

これからの海の公園は水着でアカニシ捕りが出来るので、暑くなくて快適です。海の公園の土産にアカニシは如何ですか。



横浜シーサイドラインはJR根岸線の新杉田駅から京浜急行金沢八景駅までの全14駅を結んでいます。
海の公園には八景島、海の公園柴口、海の公園南口の3つの駅があります。