タイトル
『自然薯研究-その1』

Nature Capture 「疑問」
「むかご、種、つる」


こんにちは、遊外王です。

今年は、私にとって何の疑問も生じなかった事や知らなかった事を発見する事がいくつかありました。
1つはサツマイモの花です。
種芋で増やしていますので、「種」と言う概念はありませんでした。
「品種改良はどうやるんだろうか?」なんて、一切疑問に思いませんでした。
花を見てはじめて、「種」が出来る事を知り、これで品種改良が出来る!
と納得してしまいました。

こんなことがあり、自然薯にも花が咲いた後に「むかご」になるのか?
その過程はどうなるのか、毎週の様に観察をしていましたが、どうも花の咲く位置と「むかご」の出来る位置が違うような気がしてきました。

花が咲いていないツルでも「むかご」は出来る。

ここがネックになって、「むかご」と花の関連性に疑問を持ちはじめました。

写真はむかごの花です。
直径1mm前後の白く球形の花をしています。
夏を過ぎると今までいつもみているが、葉っぱ以外に軍配型のものがぶら下がりはじめました。


見慣れてはいたものの、じっくり見たのはこれがはじめてです。
自然薯堀りに行くときは、晩秋で、自分の背丈より高い位置でそれも茶色の状態でぶら下がっているため、「なんだろう?」とも思わずに見過ごしてきました。(ちょっと反省)


この緑の中には2mm程の2つ並んだ丸が確認出来ます。
どうも、これは鞘の様です。 中の2つの丸は種と思われます。


12月に入ると、この鞘が開き中から種らしき物が風に運んでもらえる様に準備をしていました。


中から種を採取してみると直径1cm前後の薄い膜に包まれたこげ茶色の物体がありました。


この薄い膜は、風によって遠くまで飛ばされるためにあるものと思われます。


考察

① むかごはツルの育成した範囲内での繁殖を目的としている。
② むかごは親イモの遺伝子を引き継いで、「種(しゅ)の保存」を行う。
③ 種(たね)は他の自然薯と交配して、「種(しゅ)の保存」を行う。
④ 種(たね)はツルの育成した範囲より広い範囲での繁殖を目的としている。
自然薯の種=「むかご」と思っておりましたが、種もしっかりありました。
現在、数10個採取して保管しています。
今回判った事は、自然薯には種と「むかご」があること!
以上、『自然薯研究-その1』でした。

12月21日 by 遊外王